「旧沖縄少年会館の譲渡を求める要望書」を那覇市に提出しました

27 1月

久茂地公民館(旧沖縄少年会館)の譲渡を求める要望書

 1.  老朽化しているとの理由で、取り壊しが予定されている久茂地公民館。その費用は、約4000万円。貴重な市民の税金が投入されると聞いております。多くの建築家、ドコモモジャパン(http://www.docomomojapan.com)からは、修復は充分可能であり、その後数十年は使用できると提言されています。厳しい財政状況の中、修復して活用することが私たち市民の率直な願いです。

2.  旧沖縄少年会館は、戦後の子ども達に夢と希望を与えるため、故屋良朝苗さんらが中心となり、県内外の市民、子ども達から貴重な資金援助を受け、つくられた建物です。200人が宿泊できる施設もあり、北部、離島、本土とをつなぐ架け橋として、また、市民、子ども達の心のより所としても重要な役割を果たした貴重な歴史的建物です。復帰40周年を迎え、県民、市民にとって、また、子ども達の文化遺産としても、保存し、活用する事は、私たちの責任でもあると思います。

3.  久茂地の地域は、国際通りにも近く、文化都市の中心地です。しかし、近年、人口は減少し、駐車場が増え、人間の暮らす街としての潤いも活気もなくなりつつあります。未来を担う子ども達、市民の拠点として、また、子どもに関わる市民、支援団体が結集し、ノンストップで対応できる民間の施設として再生させたいというのが私たちの願いです。 県、那覇市を再生し、活性化するシンボル、拠点として、私たちの心に希望の灯をともにしたいのです。

4.  私たちは、旧沖縄少年会館を再生し、活用する試みを沖縄県と那覇市の〈人間のまちづくり〉の第一歩と考えています。私たちが自分たちの街をつくっていく。市民や子ども達の願いを実現させていく。お互いが支え合い、励まし合って生きていく街。そんな街にするための市民活動のスタートとしたいのです。あきらめないで、やればできるかもしれない。そんな希望の灯をともしたいのです。そのため、私たちは譲渡していただいた沖縄少年会館の改修費用は、県民、市民のみならず、県外、海外の方々へも声をかけ、約2億円を集める決意をしました。

5.  本格的な取り組みが始まって、まだわずかの期間しかないため、私たちの集まりは小さなものです。しかし、沖縄の長い歴史のかで、旧沖縄少年会館は県内外の市民、子ども達が実現した貴重な財産、宝です。これを失うことは、私たち沖縄の歴史と文化、何より誇りとしての沖縄アイデンティティを失うことです。
 
どうぞ、復帰40周年のシンボルとして、旧沖縄少年会館を市民と共に生き返らせるチャンスを与えてください。一度決定した事を覆すことは重大な事だと思います。この数ヶ月で、取り返しのつかないことになってしまっては、私たちは未来へ禍根を残しています。

勇気ある決断を心からお願いし、共にあたたかみのある那覇市の再生に力を合わせていきたいと望んでおります。

                     2012年1月25日

                     新沖縄子どもを守る会
                     代表 加藤 彰彦

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